各都県の活動


建築士会の関東甲信越ブロック青年大会に参加しました。

(正式名称はもっと長いのですが)

 

その中で、千葉県建築士会、東京建築士会のテーブルディスカッションに参加したので少しさわりを載せたいと思います。

 

千葉建築士会は、地域包括ケアシステムへの参入についての内容でした。

ケアマネージャーを軸に自宅でのケアを構築していくという国の方針に対して、建築士がどうかかわるのかという話ですが、どうも内容が厚労省主管なので国交省主管の建築士は流れからはじかれているのでどうするかということでした。

本当は高齢者の生活環境をトータルサポートする建築士がいて、ケアマネージャーを指揮するシステムがつくれないと、高齢者のためのケアシステムは構築されないような気がしました。

 

東京建築士会は、住んでいる家を地域に開放したいという人のサポートするという内容でした。

財団法人が行っている事業ですが、自宅を多くに人に使ってほしいと願う人に、人的支援をするというもので、世田谷区内で19の事例があるとのことです。

あくまで住まいを活用したいということで、空き家対策とは異なるかたちのストック住宅活用の内容です。

部屋が空いている、または退職後に地域のために活動したいという人たちを手助けする活動です。

 

いずれも、ソフト面での建築士の社会的責務について重要な話でした。