すみだ北斎美術館見学


さくら吹雪の舞い散る季節に、昨年できた美術館を訪問。

やわらかなピンクの花越しに鈍い光を反射させるシルバーの塊というコントラストがたまりません。

公園のオブジェといった感じが、存在感と違和感を混在させるながら建築として成立させています。。

青空を鋭く切り出すような感じもエッジが効いています。

傾いたガラスがいかもの今どきの建築という感じです。

 

いざ内部へと入ると、意外と明るく開放感があります。

 

しかし、残念なのは展示。

肝心の展示はごく僅か。

企画展も開催していなかったので、「え?!これだけ?」という感じ。

街のギャラリー程度しかありません。

ハコにお金をかけすぎてしまったのか、目的を失ったかのような展示ボリュームにまた来たいという気持ちは持てませんでした。

 

外国人観光客はそれなりにいたので、そういう意味では成功しているのかもしれません。