ダイニングチェア張替


ダイニングチェアも使い続けると座面のクッションがヘタリ、すわり心地がわるくなります。もともとクッションのない場合は別ですが、このような状況になったら修理が必要です。

本来は家具屋さんにお願いして張替をしてもらうのが良いのですが、今回はコストを抑えるため、自分で行うことにしました。


1番目の写真はカバーを外した状態です。

この椅子の場合はカバーしたに不織布で覆われたクッションがありました。ただ不織布が劣化し、破れていたので、不織布をすべて剥がした状態の写真です。そして黄色い部分が既存のクッションです。これを剥がします。まずネジで留められた座板を本体から取り外し、接着剤で貼ってあるクッションを手で剥がします。


2番目の写真は既存のクッションを剥がした状態です。座板は裏返しで写真を撮りました。白いものは劣化した不織布の残りで、クッションを覆うように張り回し、裏側でタッカーで固定されていました。


3番目の写真は新しいクッションをセットした状態です。椅子用のウレタンマットがホームセンターで1000円以下で入手できます。外した座板をあてがって、マジックでかたちを縁取り、カッターでカットして載せています。本来はウレタンマットは座板と接着剤で固定し、そのうえでカバーを覆い、タッカーで当初のように留めるのが本来でしょう。しかし、この椅子の場合、着せ替えカバーのつくりとなっており、カバー自体がピッタリサイズなので、固定せず載せただけにしました。写真の状態は座板はすでに本体とネジで再固定しています。


4番目の写真はカバーを覆った完成形です。この椅子はカバーと本体をマジックテープで留めるつくりなので、カバーをきつく引っ張り固定して完成です。


1脚は前日練習で作業しましたが、残り3脚は全部で1時間半もかかっていません。購入当初の柔らかな座り心地が戻りました。