何年か前は、LED照明器具は値段が高めで、一般的となった最近のことです。
我が家も多分に漏れず、LEDではありません。
いまでは大分価格が安定してきたので、そろそろLED化を考えてもよいかと思い、1灯だけ試してみました。
天井にある住宅用の照明器具には、大きく分けて2種類あります。
天井仕上げに取付金具があるタイプと、器具そのものが埋め込まれているタイプ。
取付金具のタイプは、器具そのものを交換すればOKですが、埋め込みタイプは電気工事業者にお願いしなければ器具そのものは交換できません。
今回はその代表格ダウンライトの電球を変えてみました。
もともと器具は白熱灯の60Wでした。
白熱灯の器具とは便利なもので、必要の応じてワット数の小さい電球に変えることができます。
つまり当初の60Wがマックスでそれより小さいワット数の電球に変えて使ってよいのです。
そのため、工事では一般的な60Wで竣工させ、使ってみて明るすぎる、電気代がもったいないと感じたら電球を変えていけばよいのです。
我が家も最初60W白熱灯からはじまり、40W白熱灯、40W相当電球型蛍光灯と変遷をたどり、この度40W相当LED電球へとなりました。
消費電力はそのたびに落ちていきます。
最初は文字通り60W、次が40W、次が7W、そして5.8W。
明るさは60W白熱灯を1として、40W白熱灯は2/3、電球型蛍光灯もLED電球も同程度に2/3となります。
同程度というのは40W相当といっても、メーカーによって明るさはまちまちで、lm(ルーメン)という単位でパッケージに表記されています。
ちなみに、今回は420lmの電球型蛍光灯から440lmのLED電球に交換しました。
わずか20lmですが、すごく明るくなりました。
ただまだ電球型蛍光灯とLED電球には金額に開きがあります。
E26という口金サイズはほとんど金額に開きはなくなってきましたが、特に住宅に多いE17という口金の小さいサイズはなかなか値が下がってきません。
40W相当でも、電球型蛍光灯が700円程度に対し、LED電球は1600円程度と倍以上します。
横差しの器具だからかもしれません。
そうすると、家中の電球を交換するとなると、ちょっと足踏みしてしまうのが現状です。
ただ、いずれすべてLEDの交換するでしょう。
なんといっても電球型蛍光灯の寿命が8000時間に対し、LED電球は40000時間、しかもLED電球は切れることがない。
寿命とは、製品の明るさが70%に落ちる時間を示しているだけなのでそれ以上使うことも可能です。
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