スマートハウス


葉山の見学会のつづき。

 

スマートハウスの見学も行いました。

三菱電機が実証実験を行っている施設です。

残念ながら、実験中で内部には入れず、外からの見学と専用見学ブースでの説明でした。

 

そもそもスマートハウスとは何だという疑問からスタートです。時代によって解釈は変化しているようですが、今はITを利用して住宅のゼロエミッションの実現を目指すものを指すらしいです。自家発電(太陽光発電)と蓄電池(今回は電気自動車を利用)を持ち、住宅内の電気製品をIT技術を利用して、トータルに制御するシステムを持つ住宅のことを指しています。トータルにみてゼロエミッションということで、実際に電力会社からの受電もしています。ただ、売電も行うことで、(住宅で消費する電力)≦(売電する電力)とすることで、電力に関しては自給自足しているというかたちを作り出しています。

ただ電気に関してだけの話で、エネルギー源としてガスは利用しない(これは三菱電気という会社だからか)、水に関しては成立していないなど、完全自立ではありません。地震で電気が止まっても、電力は自前で得られるが(1週間の自立を目指しているらしい)、水が止まってしまっては、生活が安泰しているとはいいがたい点があります。

 

建築デザインとは違った、設備の勉強でした。