project HS


■project HS 

これは強羅にあるリゾートマンションです。

とあるディベロッパーが温泉付リゾートマンションとして開発した物件でした。

強羅という土地柄、町全体が傾斜地です。ケーブルカーが走っているくらいですから。この敷地も高低差は16mくらいあったと思います。そこに2棟からなるマンションの計画です。2棟は地下通路でつながれ、全体としては6層から成る建物です。

写真は高い棟にあるロータリーで、低い棟には駐車場があり、各棟とも下階に共用部があり、上3層が住戸となっています。見晴しはたいへんいいです。天気が良ければ海も見えます。

 


この計画で、建築というものが社会経済の一部であることを強く感じた良い経験となりました。時期はリーマンショックを挟んでの工事だったからです。当初は強羅駅の近くにモデルルームを計画し、近隣の同時期の開発マンションにくらべてどうかなど、ディベロッパーの営業戦略というものもありました。

ところが上棟してサッシもほぼ取付いたころ、ディベロッパーが会社更生法を申請しました。要するに建築主の破産です。もちろん工事ストップ。このままゴーストタウンのようになってしまうのかと思いました。

1年ほどそのままの状態が続いたあと、建設会社が建築主となって、その後建物を完成させ、全棟まるまる転売となりました。廃墟とならなかったのは大変良かった。

これを買ったのが中国企業でした。これもまた時代の流れというものです。

中国人に分譲されているそうです。中国人に箱根は大変人気だとか。

確かに現場に通っていたとき、登山鉄道の乗客に多くの中国人を見かけました。

 


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コメント: 1
  • #1

    Elwyn (月曜日, 23 7月 2012 06:40)

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